おかめ桜の説明


オカメザクラ(おかめ桜)とは
イギリスの桜研究家イングラム氏(C.Ingram)が、 カンヒザクラ(寒緋桜)  と マメザクラ(豆桜) を交配して作った品種です。
花名は日本の美女(?)「おかめ」に由来します。
バラ目バラ科サクラ属の耐寒性落葉小低木のサクラ(桜)の早咲き園芸品種で、春 (2月下旬~4月上旬)、一重で紅紫色の小さな五弁花を下向きに垂れ下げて咲かせます。
参考
なお、京都の大報恩寺(千本釈迦堂)の阿亀桜(おかめざくら)とは異なります。
その桜の名は愛称を「阿亀(おかめ)桜」と言われる枝垂れ桜です。
「おかめ物語」とは、鎌倉時代に大報恩寺の本堂(釈迦堂)を作った大工の棟梁(高次)が、大事な柱の寸法を間違い短く
切ってしまった。そのことを知った妻のおかめ(阿亀)が枡組を使うようにと高次に知恵をつけ、無事に本堂建築の大任を果たすことができた。
しかし、おかめは女の指示助言で棟梁が仕事を完成させたことを知られてはいけないと、本堂の上棟式を待たずに自害したのである。
高次は上棟の日、妻おかめの冥福とお堂の無事を祈っておかめの面を御幣につけて飾った、と伝えられる。
この話を伝え聞いた人々が、貞淑で才知に長けたおかめの菩提を弔うために、大報恩寺の境内に宝篋印塔(おかめ塚)を建てた。
この言い伝えから、大工の信仰を集め今日でも上棟式にはお多福の面を着けた御幣が飾られるようになっている。
このことから度重なる戦乱にも残った本堂とも結びつき、厄除、招福のおかめ信仰につながっている